パチスロ(パチンコスロット)は、ゲーム性や出玉の仕組みによっていくつかの種類に分類されます。ここでは、代表的なパチスロの種類を詳しく解説します。
ゲーム性による分類
Aタイプ(ノーマルタイプ)
特徴:
- ボーナス(BIG・REG)を主体にコインを増やす
- 目押し技術が求められることが多い
- シンプルなゲーム性で初心者にもおすすめ
AT(アシストタイム)機
特徴:
- 「AT」と呼ばれるナビ付きのゲームモードでコインを増やす
- 通常時からATに突入するまでのハードルが高いことが多い
- 出玉性能が高く、荒いスペックの台が多い
ART(アシストリプレイタイム)機
特徴:
- AT機と似ているが、リプレイ確率を調整して出玉を増やす仕組み
- 小役の引き次第で上乗せや連チャンが狙える
- 一撃性能が高い台も多い
ST(ストック機)
特徴:
- ボーナスを事前に内部でストックし、特定の条件で放出する
- 爆発力のある台が多く、過去に大ヒットした機種も多い
- 2004年の規制で廃止されたが、後継機的な要素を持つ台もある
出玉の増やし方による分類
ノーマル機
- ボーナス(BIG/REG)で出玉を増やす
- 目押しの技術介入が必要な台が多い
- 現在も根強い人気
高純増AT機
- AT(ナビ付きゲーム)で高速でコインを増やす
- 純増枚数が多い(例:1Gあたり4枚~8枚増加)
- 短時間で大きな出玉が狙える
リノタイプ
- ボーナスが「小役の一種」として成立する独自のシステム
- 一度ボーナス状態に入ると連チャンしやすい
- 高設定を掴めば一撃性能が高い
仕様や法律による分類
5号機
- 2005年に登場し、2018年頃まで主流だった機種
- 一撃性が抑えられたが、演出が多彩になった
- 有利区間の概念がなかったり、比較的遊びやすい仕様が多かった
6号機
- 2018年から導入された新基準の機種
- 一撃の制限(有利区間1500Gなど)があったが、徐々に緩和されている
- 2400枚の出玉上限があったが、一部の機種で突破できる仕様も登場
スマスロ(スマートスロット)
- メダルを使わず、全ての操作が電子化されている
- 6.5号機と同じく出玉の規制が緩和され、高射幸性の機種も増えている
- 現在のホールの主力機種となりつつある
パチスロは、ゲーム性や出玉性能、法律の規制によってさまざまな種類に分かれています。
初心者向けのAタイプから、爆発力のあるAT機やART機、最新のスマスロまで、多様なラインナップがあるので、自分の好みに合った機種を選ぶことが重要です。
どの機種を選ぶかによって、楽しみ方や勝率が変わるので、自分のスタイルに合ったパチスロを見つけて楽しんでください。
Aタイプ(ノーマルタイプ)の詳細
Aタイプの特徴
① ボーナスが出玉のメイン
Aタイプは、BIGボーナス(BB)とREGボーナス(RB)でコインを増やすシンプルな仕様です。AT機やART機のように「ゲーム数上乗せ」や「セット継続」はなく、純粋にボーナスを引くことが出玉増加につながるのが特徴です。
② 安定した出玉設計
- ボーナスの確率が比較的高いため、大きなハマりにくい
- 一撃性は低いが、安定した勝負ができる
- 天井(ハマり救済機能)がない機種が多い
③ 目押し技術が必要
- リーチ目を楽しむ要素がある
- ボーナス図柄を揃えるための目押しが必要
- 技術介入要素が強い機種もある(リプレイ外しやブドウ抜きなど)
④ 初心者でも遊びやすい
- 複雑なゲーム性がなく、単純明快
- 設定判別がしやすい
- 低投資で長時間遊べることが多い
Aタイプのボーナスの仕組み
Aタイプには、BIGボーナス(BB)とREGボーナス(RB)の2種類のボーナスが存在します。
ボーナス種類 | 獲得枚数 | 特徴 |
---|---|---|
BIGボーナス(BB) | 約250枚~最大311枚 | 出玉増加のメインボーナス |
REGボーナス(RB) | 約100枚~130枚 | 獲得枚数が少ないが設定判別に役立つ |
- BIGを多く引けば安定した出玉が得られる
- REGが多い台は高設定の可能性が高い
代表的なAタイプ機種
① ジャグラーシリーズ(北電子)
特徴
- 完全告知機(GOGO!ランプが光ればボーナス確定)
- 目押しが苦手な人でも楽しめる
- シンプルなゲーム性で幅広い層に人気
- 設定判別がしやすい(REG確率に注目)
代表機種
- マイジャグラーV
- ファンキージャグラー2
- ハッピージャグラーVII
- アイムジャグラーEX
② ハナハナシリーズ(パイオニア)
特徴
- ジャグラーと似た完全告知機(ハイビスカスが光ればボーナス確定)
- BIGボーナスの獲得枚数が多い(最大312枚)
- 設定判別要素が豊富(REG中のサイドランプ・ボーナス後のパネルフラッシュなど)
代表機種
- プレミアムハナハナ
- ニューハナハナゴールド
- ハナハナ鳳凰天翔
③ ニューパルサーシリーズ(山佐)
特徴
- リーチ目を楽しむAタイプ
- 液晶演出がなく、出目がメイン
- 初心者から玄人まで楽しめる
- 技術介入要素もあり、打ち方でコイン持ちが変わる
代表機種
- ニューパルサーDX3
- ニューパルサーSP3
- ニューパルサーXX
④ ディスクアップ(サミー)※技術介入系A+ART
特徴
- BIGボーナス中に技術介入(ビタ押し)でARTを獲得
- 技術介入が成功すれば、理論上設定1でも機械割が100%を超える
- Aタイプに近いが、一部ART機能が搭載
代表機種
- ディスクアップ
- ディスクアップ2
Aタイプの遊び方と攻略
① 設定判別のポイント
Aタイプは設定判別がしやすいため、以下のポイントに注目。
-
ボーナス合算確率
- 高設定ほどボーナスが引きやすい
- 例:設定6はBIG・REGともに当たりやすい
-
REG確率
- REGが多いほど高設定の可能性が高い
- 例:ジャグラーではREGがよく当たる台が高設定の傾向
-
ブドウ確率(小役確率)
- 一部の機種(ジャグラーなど)では、小役確率も設定差がある
- ブドウがよく揃う台は高設定の可能性あり
-
ボーナス終了時の演出
- ハナハナシリーズではボーナス終了後のパネルフラッシュが発生すると高設定示唆
- ニューパルサーでは特定の出目が出ると設定示唆になる
② 打ち方のポイント
-
通常時の最適打ち
- チェリーやスイカをフォローする打ち方をする
- 例:ジャグラーなら左リールに「BAR」を狙うことでチェリーをフォロー
-
ボーナス成立時の目押し
- リールを止めてボーナス図柄を揃える必要がある
- 目押しに自信がない人は、光ったら店員を呼んで揃えてもらうことも可能
-
設定狙い
- ボーナス確率と小役確率を見ながら設定の良い台を狙う
- 低設定の可能性が高い台(REGが少ない・ボーナスが重い)は避ける
まとめ
Aタイプの魅力
- シンプルなゲーム性で初心者にもわかりやすい
- 安定した出玉性能でコツコツ増やせる
- 設定判別しやすく、勝ちやすい台を見極めやすい
- 目押しやリーチ目などの楽しみがある
Aタイプは**「一撃性能よりも安定感」**を求める人におすすめのジャンルです。特にジャグラーやハナハナは全国のホールで設置されており、遊びやすさと勝ちやすさのバランスが取れた機種が多いです。設定狙いをしながら、Aタイプの奥深さを楽しんでください。
AT(アシストタイム)機の詳細
AT(アシストタイム)機は、パチスロにおける出玉性能が高い機種の一種で、純増枚数が多く、一撃性能に優れた機種が多いのが特徴です。ここでは、AT機の仕組みやゲーム性、代表機種、攻略法について詳しく解説します。
AT機の基本概念
① AT(アシストタイム)とは?
- 小役のナビが発生する区間のことを指す
- 押し順ベルをナビすることでコイン持ちを向上
- 通常時はナビがないため、コインが減る
- AT中はナビに従うことでコインが増える
② AT機の特徴
- 純増が高い(1Gあたり2.0枚~8.0枚程度)
- 目押し不要で初心者でも遊びやすい
- ゲーム数管理・セット管理など多様な抽選方式
- 大きな出玉を獲得できるが、ハマることもある
- 一部の機種は天井機能を搭載
③ ATとARTの違い
比較項目 | AT(アシストタイム) | ART(アシストリプレイタイム) |
---|---|---|
純増 | 2.0枚以上(4.0枚超えの機種も多数) | 0.5~2.0枚程度 |
リプレイ確率 | 押し順ベルをナビ | リプレイ確率を高めて増やす |
出玉スピード | 速い | 遅め |
ゲーム性 | 一撃性能が高い | 小役のヒキ次第で展開が変わる |
AT機の出玉増加の仕組み
① ゲーム数上乗せタイプ
- AT中に特定の小役や演出でゲーム数を上乗せ
- 上乗せ特化ゾーンを搭載している機種も多い
- 例:押忍!番長シリーズ、北斗の拳シリーズ
② セット継続タイプ
- ATが複数セット管理されており、1セット消化後に継続抽選
- 継続率が設定されており、高継続機種も存在
- 例:ミリオンゴッドシリーズ、バジリスク絆シリーズ
③ ゲーム数管理タイプ
- 特定のゲーム数に到達するとATに突入
- ゲーム数が近づくと前兆演出が発生
- 例:モンスターハンター月下雷鳴、番長3
④ ループタイプ
- 継続抽選に当選するとATが連続で続く
- シナリオ管理されている場合もある
- 例:戦国乙女シリーズ、モンキーターンシリーズ
代表的なAT機種と特徴
① ミリオンゴッドシリーズ(ユニバーサル)
- ゲーム数上乗せ+セット継続型
- 高純増(1Gあたり約5枚)
- GOD揃いでAT5セット以上確定
- 一撃性能が非常に高いが、天井到達時のリスクも大きい
代表機種:
- ミリオンゴッド-神々の凱旋-
- アナザーゴッドハーデス
- スマスロ ミリオンゴッド-神々の凱旋-
② バジリスク~甲賀忍法帖~絆シリーズ(ユニバーサル)
- セット継続+シナリオ管理
- 通常時はBC(バジリスクチャンス)を経由してATに突入
- AT「バジリスクタイム」は継続率管理
- 絆2ではシナリオ管理要素が強化
代表機種:
- バジリスク~甲賀忍法帖~絆
- バジリスク~甲賀忍法帖~絆2
- Lバジリスク~甲賀忍法帖~絆2(スマスロ)
③ 押忍!番長シリーズ(大都技研)
- ゲーム数管理+AT上乗せ
- 番長ボーナスを契機にAT「頂RUSH」に突入
- 上乗せ特化ゾーン「絶頂対決」搭載
- 番長4ではスマスロ対応に進化
代表機種:
- 押忍!番長2
- 押忍!番長3
- スマスロ 押忍!番長4
④ モンスターハンターシリーズ(エンターライズ)
- 討伐成功でAT継続
- 討伐成功時の報酬がゲーム数上乗せや装備強化
- リプレイ確率が高いと勝ちやすい仕様
代表機種:
- モンスターハンター月下雷鳴
- モンスターハンター狂竜戦線
- モンスターハンター黄金狩猟
AT機の攻略法と立ち回り
① 設定判別のポイント
-
AT初当たり確率
- 高設定ほどATの当選確率が高い
- 低設定はAT突入までのハードルが高い
-
小役確率
- 一部の機種は、特定小役(スイカ・共通ベルなど)の確率に設定差がある
-
設定示唆演出
- AT終了画面に設定示唆
- ボーナス終了時のランプやセリフ
② AT機の立ち回り
-
天井狙い
- AT機は天井が搭載されていることが多く、天井狙いが有効
- 天井到達時に強力な恩恵がある機種も存在
- 例:ミリオンゴッド凱旋は天井到達でAT80%ループ確定
-
ゾーン狙い
- 特定のゲーム数で当選しやすいゾーンを狙う
- 例:押忍!番長3の200G・400G・600Gのゾーン
-
リセット狙い
- 朝一リセット後に恩恵がある機種を狙う
- 例:バジリスク絆2のリセット後はモード優遇
まとめ
AT機の魅力
- 高純増で一撃性能が高い
- 目押し不要で初心者でも楽しめる
- ゲーム性が豊富で演出が多彩
- 設定狙い・天井狙い・ゾーン狙いが有効
AT機は爆発力がある一方、ハマるリスクも高いため、天井やゾーンを意識しながら立ち回ることが重要です。自分のプレイスタイルに合った機種を選び、勝率を上げていきましょう。
ART(アシストリプレイタイム)機の詳細
ART(アシストリプレイタイム)機は、AT機と並んでパチスロの人気ジャンルの一つです。AT機とは異なる仕組みを持ち、リプレイ確率を管理しながらコインを増やしていくゲーム性が特徴です。ここでは、ART機の仕組み、ゲーム性、代表機種、攻略法について詳しく解説します。
ART機の基本概念
① ART(アシストリプレイタイム)とは?
- リプレイ確率が優遇される区間
- 押し順ナビが発生し、小役(リプレイやベル)をフォロー
- コインを減らさずにボーナスや特化ゾーンを狙うゲーム性
- AT機よりも純増は低いが、長く続けば大量出玉を獲得可能
② ART機の特徴
- 純増が低め(0.5~2.0枚/G)
- 継続率・セット数・ゲーム数上乗せで管理
- 通常時はレア役などからART当選を目指す
- AT機よりも「引き」が重要(レア役・押し順のヒキ次第で展開が変わる)
- 技術介入要素がある機種も多い
③ ARTとATの違い
比較項目 | ART(アシストリプレイタイム) | AT(アシストタイム) |
---|---|---|
純増 | 0.5~2.0枚程度 | 2.0枚以上 |
リプレイ確率 | 高確率でリプレイが成立 | 押し順ナビでベルを揃える |
出玉スピード | 遅め | 速い |
ゲーム性 | 継続率・上乗せ次第でロング継続可能 | 短時間で大きく増える |
ART機の出玉増加の仕組み
① ゲーム数上乗せタイプ
- ARTのゲーム数を上乗せすることで継続
- レア役や特化ゾーンで上乗せを狙う
- 例:押忍!番長2、エウレカセブンAO
② セット継続タイプ
- ARTが複数セット管理されており、1セット消化後に継続抽選
- 継続率が設定されており、高継続機種も存在
- 例:バジリスク~甲賀忍法帖~II、聖闘士星矢 海皇覚醒
③ ゲーム数管理タイプ
- 特定のゲーム数に到達するとARTに突入
- ゲーム数が近づくと前兆演出が発生
- 例:北斗の拳 転生の章、魔法少女まどか☆マギカ
④ ループタイプ
- 継続抽選に当選するとARTが連続で続く
- シナリオ管理されている場合もある
- 例:G1優駿倶楽部、モンキーターン
代表的なART機種と特徴
① バジリスク~甲賀忍法帖~II(ユニバーサル)
- セット継続型ART「バジリスクタイム」
- 継続率50%~80%のシナリオ管理
- 上乗せ特化「争忍の刻」搭載
- 大量獲得のチャンスが豊富
② 押忍!番長2(大都技研)
- ゲーム数上乗せ型ART
- 「頂RUSH」でゲーム数上乗せを目指す
- 特化ゾーン「超番長ボーナス」搭載
- 番長シリーズの代表作
③ パチスロ北斗の拳 転生の章(サミー)
- ゲーム数管理+セット継続型ART
- 「あべしポイント」システム搭載
- 北斗揃いで高継続ART確定
- 拳王乱舞で大量ゲーム数獲得が可能
④ 魔法少女まどか☆マギカ(ユニバーサル)
- ゲーム数上乗せ型ART「マギカラッシュ」
- 「ワルプルギスの夜」で大量上乗せ可能
- フリーズ発生でアルティメットバトル突入
- 設定判別要素が豊富
ART機の攻略法と立ち回り
① 設定判別のポイント
-
ART初当たり確率
- 高設定ほどARTの当選確率が高い
- 低設定はART突入までのハードルが高い
-
小役確率
- 一部の機種は、特定小役(スイカ・共通ベルなど)の確率に設定差がある
-
設定示唆演出
- ART終了画面に設定示唆
- ボーナス終了時のセリフやランプパターン
② ART機の立ち回り
-
天井狙い
- ART機は天井が搭載されていることが多く、天井狙いが有効
- 天井到達時に強力な恩恵がある機種も存在
- 例:聖闘士星矢 海皇覚醒は天井で80%ループART確定
-
ゾーン狙い
- 特定のゲーム数で当選しやすいゾーンを狙う
- 例:魔法少女まどか☆マギカの「天国ゾーン(100G以内)」
-
リセット狙い
- 朝一リセット後に恩恵がある機種を狙う
- 例:G1優駿倶楽部はリセット後に強力なシナリオ選択率がアップ
まとめ
ART機の魅力
- 一撃よりも長時間の継続で大量出玉を狙う
- AT機よりも戦略的な要素が多く、技術介入要素がある
- ゲーム性が豊富で、プレイヤーのヒキが重要
- 設定狙い・天井狙い・ゾーン狙いが有効
ART機は**「じっくりと楽しみながら出玉を増やす」タイプの機種が多く、特に継続率管理型やゲーム数管理型はプレイヤーの引きが勝敗を大きく左右する**のが特徴です。上手く設定狙いや立ち回りを駆使して、勝率を上げていきましょう。
ST(ストック機)機の詳細
ST(ストック機)は、2000年代初頭に流行したパチスロの形式で、ボーナスを事前に内部でストックし、特定の契機で放出するシステムが特徴です。爆発力の高いゲーム性から、多くの名機が生まれましたが、2004年の規制により廃止され、現在はその仕組みを活かした疑似STタイプの台が登場するに留まっています。
ここでは、ST機の仕組み、ゲーム性、代表機種、攻略法について詳しく解説します。
ST機の基本概念
① ST(ストック機)とは?
- ボーナスを内部でストック(貯めて)し、特定の条件で放出
- 天井到達や特定の小役を契機にストック放出
- 連チャン性能が高く、一撃性能が強い
- 2004年の規制で廃止され、5号機以降は登場しなくなった
② ST機の特徴
- ボーナスのストックによる大量獲得が可能
- 解除契機(ゲーム数・小役・リプレイハズシ)によって放出が変化
- 裏モノ(改造機)が横行しやすかったため、規制が入った
- 爆発力がある反面、ハマるととことん出ない
③ ST機の仕組み
ST機は以下の3つの要素でゲーム性が成り立っていました。
-
ボーナスのストック
- 内部でボーナスが成立すると、それを**蓄積(ストック)**する
- ストックがある限り、解除条件を満たせば次々と放出される
- 例:「内部的にBIG5回分ストック済み」なら、解除されるたびに放出
-
ボーナスの放出(解除)
- ストックされたボーナスは規定ゲーム数・特定小役・リプレイハズシなどの契機で放出
- 天井到達で強制解除される機種も多かった
-
連チャンゾーン
- 一定のゾーン(100G~200Gなど)でストック解除が優遇される
- 高設定ほど解除ゾーンが早く、低設定ほどハマりやすい
ST機の出玉増加の仕組み
① ゲーム数解除タイプ
- ボーナスがストックされ、特定のゲーム数到達で放出
- 規定ゲーム数は毎回異なる(テーブル管理)
- 解除ゲーム数は設定ごとに変化
代表機種:
- 吉宗(大都技研)
- 秘宝伝(大都技研)
② 小役解除タイプ
- 特定の小役(リプレイ・チェリー・スイカなど)で解除抽選
- 解除確率は設定差がある
- 連チャンゾーンに入ると高確率で解除
代表機種:
- 大花火(ユニバーサル)
- ディスクアップ(サミー)
③ 天井到達型
- 天井(規定G数)に到達するとストック放出
- 天井ストックが多いほど大量獲得が期待できる
- 低設定ほどハマりやすいが、ストックがあれば爆発することも
代表機種:
- ミリオンゴッド(ユニバーサル)
- ゴールドXR(ユニバーサル)
代表的なST機種と特徴
① 吉宗(大都技研)
- ゲーム数解除+ST機能搭載
- 天井は最大1921G(低設定は深い)
- 1G連が発生すれば連チャンが止まらない
- BIGは711枚獲得可能(爆発力が非常に高い)
② 主役は銭形(平和)
- ストック大量放出型
- 高確率状態からの解除が鍵
- BIG1回の獲得枚数が多く、出玉性能が高い
- ゼニガタイムで連チャンモード移行の可能性
③ ミリオンゴッド(ユニバーサル)
- GOD揃いでストック5個以上確定
- モード移行により爆発的な出玉が期待
- 天井到達で80%ループが確定
- 破壊力抜群だが、ハマると地獄
ST機の攻略法と立ち回り
① 設定判別のポイント
-
ボーナス解除ゲーム数
- 早めのゲーム数で解除される台は高設定の可能性が高い
- ハマりが多いと低設定の可能性大
-
小役確率
- 一部の機種では、チェリーやスイカの確率に設定差がある
- 設定判別に役立つ場合も
-
ストック状況の推測
- 連チャン後の挙動を見て、ストックが残っている可能性を判断
- 低設定だとストック切れが起こりやすい
② ST機の立ち回り
-
天井狙い
- ストックがある限り、天井到達で必ず放出されるため、天井間近なら狙う価値あり
- 天井恩恵が大きい機種は特に狙い目
-
ゾーン狙い
- ストック解除の高確率ゾーンを狙う
- 例:吉宗の「128G・256G・512G」など
-
ヤメ時を見極める
- 連チャンゾーン(100G~200G)を抜けたらヤメ
- ストックがなさそうなら即ヤメ
まとめ
ST機の魅力
- ストックがある限り、ボーナスの連チャンが可能
- 爆発力が高く、一撃で大量獲得が狙える
- 天井狙いやゾーン狙いが有効
- 2004年の規制で廃止されたが、今でも人気が高い
ST機は「蓄積されたボーナスが爆発的に放出される快感」が魅力でしたが、その爆発力が原因で規制されました。現在では疑似ストック機能を持つスマスロや6.5号機が登場し、当時のST機のゲーム性を一部再現しているものもあります。
現在は直接的なST機は存在しませんが、リノシリーズ(山佐)や吉宗3(大都技研)など、疑似ストックタイプの機種が登場しているため、当時のゲーム性を味わいたい人はチェックしてみると良いでしょう。
出玉の増やし方によるパチスロの分類
1. ノーマル機(Aタイプ)
特徴
- ボーナス(BIG・REG)でコインを増やす
- 技術介入要素が強い機種もある
- シンプルなゲーム性で初心者向け
- 一撃性は低いが安定感がある
出玉の増加方式
- BIGボーナス(BB):約250~311枚
- REGボーナス(RB):約100~130枚
- ボーナスを連続して引くことで出玉を増やす
代表機種
- ジャグラーシリーズ(北電子) … 完全告知で初心者向け
- ハナハナシリーズ(パイオニア) … 沖スロの代表機種
- ニューパルサー(山佐) … リーチ目を楽しむノーマル機
- ディスクアップ(サミー) … 技術介入で機械割100%以上が狙える
2. 高純増AT機
特徴
- AT(アシストタイム)でコインを増やす
- 純増が高く、短時間で出玉が増える
- ナビによって押し順ベルを取りこぼさずに増やす
- 一撃性が高いが、通常時はハマることも多い
出玉の増加方式
- AT(ナビ付き区間)で押し順ベルが頻発
- 純増枚数が1Gあたり4~8枚と高い
- AT突入契機は小役抽選・ゲーム数管理・CZ突破など
代表機種
- ミリオンゴッド-神々の凱旋-(ユニバーサル) … GOD揃いでAT確定、爆発力抜群
- バジリスク~甲賀忍法帖~絆2(ユニバーサル) … シナリオ管理型AT機
- スマスロ北斗の拳(サミー) … 継続バトル型ATで一撃性あり
- L革命機ヴァルヴレイヴ(サミー) … 純増7枚/Gの超高純増AT機
3. ART機(アシストリプレイタイム機)
特徴
- リプレイ確率を管理しながらコインを増やす
- AT機よりも純増は低いが、長時間継続すれば大量獲得が可能
- レア役の引きが出玉増加に影響する
- 技術介入やヒキによって展開が大きく変わる
出玉の増加方式
- ART(リプレイ確率を上げた状態)でコインを増やす
- 純増は0.5~2.0枚/G程度
- 継続率・セット数・ゲーム数上乗せで管理
代表機種
- バジリスク~甲賀忍法帖~II(ユニバーサル) … 継続率管理のセットART
- 押忍!番長2(大都技研) … ゲーム数上乗せ型ART
- 北斗の拳 転生の章(サミー) … あべしポイント管理型ART
- 魔法少女まどか☆マギカ(ユニバーサル) … ワルプルギスの夜で上乗せを狙うART機
4. ST機(ストック機)※現在は廃止
特徴
- ボーナスを内部でストックし、解除条件を満たすと放出
- 連チャン性能が高く、一撃性に優れる
- 2004年の規制で廃止
- 現在のスマスロや6.5号機に近いゲーム性
出玉の増加方式
- 内部的にボーナスをストック
- 規定ゲーム数・小役・リプレイハズシで解除
- 連チャンゾーン(100~200G)での解除率が高い
代表機種
- 吉宗(大都技研) … 1G連と711枚BIGで大量出玉
- 主役は銭形(平和) … BIGの大量獲得が魅力
- ミリオンゴッド(ユニバーサル) … GOD揃いで5セット以上確定
- ゴールドXR(ユニバーサル) … 高継続のストック機
5. リノタイプ(疑似ボーナス連チャン機)
特徴
- ボーナスを小役の一種として管理
- ボーナスが連チャンしやすい仕様
- 内部的にボーナス高確率状態へ移行すると、次々とボーナスが当たる
- 高設定なら安定しやすいが、低設定はハマることも
出玉の増加方式
- ボーナスが成立しやすい状態(ボーナス高確率状態)に入る
- 小役としてのボーナスを揃えながら出玉を増やす
- 転落役を引くと通常状態へ戻る
代表機種
- リノ(山佐) … リノタイプの元祖、トマト揃いで連チャンモードへ
- スーパーリノMAX(山佐) … より高い連チャン性能を持つ
- 沖ドキ!(ユニバーサル) … 天国モード突入でボーナス連打
- 南国育ち(オリンピア) … バタフライランプで連チャン確定
6. 疑似ボーナス主体型(スマスロ・6.5号機)
特徴
- 通常のボーナスではなく、ATの一種として「疑似ボーナス」が存在
- 純増が高く、連チャンしやすい
- スマスロや6.5号機では、出玉制限が緩和されており、爆発力が高い
出玉の増加方式
- 通常のボーナスと異なり、メダルを増やすためのATとして発動
- 純増が3.0枚以上の機種も多い
- 天井やモード管理が組み合わされていることが多い
代表機種
- Lバジリスク絆2(ユニバーサル) … AT管理型の疑似ボーナス
- Lスマスロ北斗の拳(サミー) … AT継続バトル型
- L戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師(オリンピア) … 高純増疑似ボーナス型
まとめ
出玉増加方式 | 特徴 | 代表機種 |
---|---|---|
ノーマル機 | ボーナスのみ | ジャグラー、ハナハナ |
高純増AT機 | ATで一撃性あり | GOD、バジリスク絆 |
ART機 | 低純増だが長時間継続 | まどマギ、北斗の拳 |
ST機 | ストック放出型(廃止) | 吉宗、銭形 |
リノタイプ | ボーナス連チャン型 | リノ、沖ドキ |
疑似ボーナス型 | AT管理のボーナス | スマスロ北斗、ヴァルヴレイヴ |
出玉の増やし方に応じて立ち回り方や攻略法も変わるため、自分に合ったスタイルを選びましょう。
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